*

🌍🎒シニアバックパッカーの旅 2017年5月11日 コソボ五輪5(🏳‍🌈⓫国連未加盟)5時間の旅

公開日: : 最終更新日:2024/01/13 シニアバックパッカーの旅

マケドニアのホテルにメールをしたら、150ユーロで空港送迎+コソボ往復を引き受けてくれた。ドライバの直接渡したので手数料を取っているようではない。空港で待っていてくれたドライバーは、兄弟がITで成功したようで、去年その兄弟は日本に行ったといっていた。日本はトヨタ、東芝など素晴らしい企業がたくさんあるという。面倒だから、東芝のことは言わなかった。福島の原発はどうなったかと聞かれる。わからないとしか答えようがない。本当に東京電力の当時の責任者の責任は重い。

ドライバーは、明らかに、セルビア系の人であった。アルバニア系とは言わずに、イスラムといっていたが、言葉の端端に反感がうかがえた。スコピエの街を歩く時も、イスラムの多い地域を教えてくれて、危ないという。しかし、自分で歩いてみて、それほどのことは感じなかった。

アメリカがだめにしたという。チトー時代は、ユーゴは先進国で豊かだったが、今は貧しくなったともいう。治安が悪くなったからだ。イラクにしろ、シリアにしろ、アルジェリアにしろ、独裁者を追い出しても治安が悪くなればダメだという。それはその通りで、中国はシリアよりは治安が良い。

11日、朝食時間が8時からだという。同じビルの一階にあるレストラン。食券を渡された。ドライバーに8時迎えを頼んだが、メールで8時半にしてもらった。勝手がわからないが、席に座っていると注文を聞きに来た。朝食定食は洋風と地元風がある。地元風にしたが失敗であった。

コソボ入国はややこしい。セルビアがコソボを国として認めていないので、コソボから入国してセルビアに入ると、不法入国扱いの可能性が高い。旅行者にはリスクがある。パスポートにスタンプが押されることは構わないようだ。この点は北キプロスは遠慮深い。

コソボには車に乗ったまま入国できた。

まず最初に、廃屋となったセルビア系の家や教会を教えられた。
    

  

EUの援助で建設中の高速道路の橋脚、支柱が曲がっているとドライバーが言う。

テレビのドキュメンタリーでもみたが、コソボを避難したセルビア人が戻ってくると、イスラム(アルバニア系?)が勝手に住み込んで動かいないというトラブルがいたるところで発生したようだ。それまでは少数派のセルビア人が牛耳っており、多数派のアルバニア人が割を食っていたのだが、逆になったのである。しかもコソボはセルビア人にとって重要なちいきであり、昔、都がおかれていた。

IMG_8780

コソボの首都に近づくにつれ、沿道に店が増える。店は多いが客がいないだろうとドライバーが言う。確かにそうだ。イスラム系は子だくさんで、多くが西洋に出稼ぎに行き、仕送りをするのだそうだ。そのため、両親は豊かになり、沿道で商売を始めるのだという。日本の経済発展と同じで、ロードサイドに、自動車のデーラー、修理工場、ガソリンスタンド、量販店等がならぶ。ホテル、マンションもあるが、ドライバーは、ラブホテルだという。これも日本流である。高速道路から遠くに山脈が見えるが、アルバニアの山のようだ。アルバニアのドリエンさんが山岳観光を考えている意味が分かった。


IMG_8803

IMG_8804

IMG_8805

IMG_8808

IMG_8809

IMG_8810

IMG_8811

首都に入る。希望はクリントンさんの銅像と言ってある。アルバニア系の人たちには神様のようなものだ。写真を撮る。道行く人を見ても、誰がアルバニア系で、誰がセルビア系かわからない。

コソボのプリティシュナ。空爆したビルクリントン大統領の銅像とビルクリントン通りがあります

写真の説明はありません。

 

EUの支援が多いらしく、教会もカソリックのものが修理されて立派になったと聞かされた。

プリティシュナ。信者の激減したセルビア正教の寺院はさびれています

 

クリントンさんの銅像


IMG_8848

関連記事

🌍🎒シニアバックパッカーの旅 動画で見る世界人流観光施策風土記 北中米旅行記② 2016年11月6日 バハマ(国連加盟国80か国目)諸島・ナッソー カジノ立国

11月6日 バハマ諸島連邦首都ナッソー マイアミからバハマ諸島連邦に入国。面積140万haはジ

記事を読む

🌍🎒シニアバックパッカーの旅 2023年3月4日 国連加盟国163か国目 スーダン 

2023年3月4日 スーダン行をいぶかしがるチェックインカウンターの

記事を読む

🗾🎒 🚖シニアバックパッカーの旅 チームネクスト 石巻市大川小学校被災現場を見る

11月15日、革新的タクシー事業者の集まりであるチームネクスト(概要は人流観光研究所HPに出

記事を読む

🌍🎒シニアバックパッカーの旅 2012年7月 早苗のお供 Gloucester ハリーポッターの街

Gloucester  イングランド・グロスターシャーの州都。人口は約11万人(2021年)。歴史あ

記事を読む

🌍🎒シニアバックパッカーへの道 1978年12月 新婚旅行 英国(国連加盟国4か国目)、アイスランド(国連加盟国5か国目) 米国(国連加盟国6か国目)(⑴アラスカ州アンカレッジ)

1978年12月9日に神田の学士会館で結婚式を挙げ、東京プリンスホテルに宿泊し、新婚旅行に叔母夫妻が

記事を読む

🌍🎒シニアバックパッカーの旅 2022年9月4~5日 ダージリンからシッキムへ ダージリンヒマラヤ鉄道 

GooglePhotoの一連の写真・動画 https://photos.google.co

記事を読む

🌍🎒シニアバックパッカーの旅 2022年5月3日日中 バジリカータ州 マテラ

  2022年5月3日バーリからMateraへ           旅

記事を読む

🌍🎒2024シニアバックパッカー南極太平洋諸国の旅 11月22日 ニウエ🏳‍🌈(モントリオール議定書締約国)

日付変更線をまたぐので、複雑な旅程になる。サモアから米領サモアを旅行した時にも同じ経験をした。

記事を読む

🌍🎒シニアバックパッカーの旅 5月12日、13日 ブルガリア(国連加盟国92か国目) ソフィア、リラの僧院、ボヤナ寺院

facebook投稿動画 https://www.facebook.com/shuichi.t

記事を読む

🌍👜シニアバックパッカーの旅 2018.8.6 🏳‍🌈㉑ジャージー代官管轄区 (Bailiwick of Jersey)

ガーンジ島GCI を12:40発 frybe6420便(予約番号AT4BK6) ジャージー島JER着

記事を読む

PAGE TOP ↑