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🌍🎒2023夏 シニアバックパッカーの旅 2023年8月24日午前 ペルセポリス

公開日: : 最終更新日:2023/09/08 シニアバックパッカーの旅, 海外観光

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2023.8.24 今回の旅のメインディッシュはペルセポリス
シラーズの旅行会社のM氏とは10回を超えるやりとり。私の当初の予定では、宿泊するホテルで既存のペルセポリスツアーに申し込み、そのあとイスファハンまで路線バスで行くつもりであった。同時に地球の歩き方にでていた会社にメールを入れておいたところ、当てにしていなかった返事がきた。160ユーロで、昼食、入場料金込み、ペルセポリス経由でイスファハンに行くという。悪くはないが、予定の予算をオーバーしていると返事。予算だけでなく、バスを使ってみたかったのだ。トルコと同じだと思うので、七時間のゆっくりしたバス旅をたのしめるはず。しかし、M氏からは、昼一時発しかバスはないと連絡、地球の歩き方とはかなり違う情報。おまけに、やりとりのなか、ペルセポリスツアーも参加者がいなく催行中止といってきた。
 
ペルセポリスツアーはホテルのコンセルジュにきくから自分で探すと答え、更に英語ができなくていいから、イスファハンまでのタクシーの手配だといくらだと聞くと、約五時間半、50ユーロとの返事があり、タクシーの手配をたのんだ。最終的には、昼飯、入場料金なしの70ユーロでペルセポリス経由でイスファハンまで行くと言ってきた。日本出発の日だったが、結果的に携帯トラブルが発生したので、大正解であった。
朝六時朝食。タブレットでは電話操作がめんどくさく、M氏には携帯が故障と伝えた。
 
朝八時ドライバーのレゾがくる。もう一人いたので、いつものように、知り合いを途中まで乗せていくのかと思っていたら、同じ会社の人で、ツアーをビデオどりしたいという。そういえばM氏のメールにビデオのことが書いてあった。そこにはoutlookの添付ファイルをみろとあったが、outlookのソフトを持ってなくて、詳しいことはしらずじまいだったが、このことかと、急に合点がいった。最初にカメラを回され、これからペルセポリス、ネクロポリスへゆき、最後はイスファハンに向かうと喋っておいたが、私の英語が通じたかわからない。
 
ペルセポリスに到着。どの車も白一色、ナンバーはペルシャ数字で区別できないからはぐれた時のために、車の写真をとる。人の記憶は文字の形ではなく、音で覚えるもの。パターン認識では、子供どころか、チンパンジーに負けるらしい。
 
入り口売店にコカコーラの看板。階段は段差が少なく人に優しいのは、ダライオスの時代から。馬が登れるようにしたからだ。排水設備も完備していたとか。社の宣伝ビデオの録画をかねているから、説明が丁寧。しかし英語だし、受け答えを求められるので、観光気分にはなれない。
 
大阪城の石垣の技術を自慢する話を聞かされるが、ペルセポリスの石組を見ると人類はその昔から、世界中で石積み技術を発展させてきたようで、大阪城は遅いくらいだ。石に刻まれた模様から、イラン南部にはライオンがいたようだ。28の部族をしたがえていたこともわかる。追加希望者が出た時は、上書きも大変でどうする気だったのだろう。
 
木造建築が再現されて、博物館になっているが、日本人には馴染みのあるものだ。レバノン杉を使っていたが、今は無理だろう。当時のゾロアスター教の最高神の発想は、ユダヤ教などに影響したようだ。
 
ネクロポリスに向かう。ネクロとは死者の意味。四代にわたる墓が設立された年代の文化を反映しているらしいが、いささかくたびれてきて、適当にききながしたが、例のローマ皇帝を捕虜にした話をモチーフにした壁画はどこかでも聞いたように思う。
 
ネクロポリスを去る時に、メガネがないことに気がつく。ビデオを撮っていた旅行会社社員に確かめてもらうと、ネクロポリスではメガネをしていないから、ペルセポリスで、冷たい水をボトルに汲み取っていた時にか紛失したようだ。アランミクリのメガネだが、10年以上使っていたからツルが傷ついて、旅行用に壊れてもいいと思っていたが、いざなくすとなると残念。ダライオス大王に寄付したつもりで、あきらめた。これからの旅行ではメガネ紐を使うことにする。
 
イスファハンまでは長旅。バスと異なり眺めがわるい。荒涼とした風景が続くが、イスファハン近くには、核施設があると言う記事を読んだことがある。さもありなんといった場所だ。途中でドライバーが腹をすかせてランチにする。私は持参のランチを車中ですませていたので、水の購入の為付き合った。ドライバーは串刺しのマトン四本に、野菜と、包み込むためのナンを注文。チップがわりに払おうとするとカードを出して払っていた。
メールのやり取りをしていたM氏は女性だと気がついた。ドライバーがherというのでわかったが、こっちが勝手に男性だと思う方がおかしいのかも。名刺を託してよろしくといっておいた。
 
食事後約三時間で、イスファハンに到着。四十歳のドライバーは本業は英語教師だそうだ。待ち受け画面は、家族写真。一年生の男子と一歳の女子。次回は家にきてくれといわれた。家族にとチップ5€を渡す。

GOOGLEPHOTO

https://photos.google.com/album/AF1QipPOtgrw4R5Z1Y1_Vx5SmMdzUjna-1tJkq4TDw_k

 

 

 

 

 

 

事前資料

紀元前331年、アレクサンドロス大王の攻撃によって破壊され、廃墟となった。以後、この都市は今日に至るまで廃墟であるが、その壮大な遺構は残され、イスラーム時代の記録にはマルアブ・スレイマン(ソロモンの遊技場)、ハザール・ストゥーン(千の柱)、チヒル・ミナール(40の尖塔)などと言う名で言及されており、現在のイランではタフテ・ジャムジード(ジャムシードの玉座)の名で知られている。

現在知られている限りペルセポリスの名がはじめて歴史に登場するのは、古代ギリシアの歴史家クレイタルコス(英語版)の著した『アレクサンドロス伝』であったといわれている。この書が後世多くの学者によって引用されたためにペルセポリスの名もアケメネス朝の王都の名として広く知られるようになった。即ちペルセポリスの名が記録されるのは、既に破壊された後のことである。ペルセポリスという名称は「ペルシアの都」と、「都市を破壊する」を掛けた一種の言葉遊びであったとも言われている。1971年にイラン建国二千五百年祭典の会場となり、1979年にはユネスコの世界遺産に登録された https://youtu.be/OKuYuFhfDNk https://youtu.be/yuhKh0kpMBs

ゾロアスター教 日本には仏教を通じて盂蘭盆会として影響する。最後の審判思想としてユダヤ教に影響

 

 

 

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