*

モンゴル国フブスグル地区紀行~トナカイとシャマンとドロ━ン(5)

公開日: : 最終更新日:2016/11/25 海外観光

2015年8月23日
アムステルダムからの夫婦、ゲルから出かけることもな椅子に腰かけて二人で景色を見ている様子。奥さんと話をしたら、70歳だと言っていた。ご主人は杖を突いて旅行しているのだから立派なものだ。travelerである。ツァータン居住地を訪れている西洋人はみな馬に乗ってくる。トナカイは小さすぎるのかもしれない。オランダはモンゴルに対する直接投資が中国について多い国である。その理由は二国間協定で利益課税ができないことから多国籍企業がオランダ、ルクセンブルグに登記をしてモンゴルに投資するからであるとガイドブックに記されていた。この夫婦は日本にはまだいったことがないようだが、前にいたオランダ人夫婦は日本からまわってきたと言っていた。北海道で和食のイクラをたべたといっていたが、イクラはロシア語だと伝えると驚いていた。和食も外国文化からのものが多く、存外歴史は浅いものが多いのである

元来た道をトナカイで戻る。馴れたこともあり、気持ちにゆとりがあるものの、髭は伸び放題である。孫のわかばと息吹にみせたら驚くだろうと一人で想像した。
DSCF1776
ツァガンノールまで戻った。やれやれである。旅館とホテルの違いは靴の脱ぐことぐらいだという論を展開している私にとって、モンゴルの住居での、靴を脱ぐ作業は興味のあるところ。食堂までは靴を履いてはいるが、その奥の寝室は脱ぐようだ。宿泊料は一日20万ツグル、学生が止まるゲルの分も含まれている。ツァガンノールでの三泊は、ハダ先生の教え子の自宅をかりた。寝袋使用にはかわりがないが、屋外ではなくその分楽であった。ハダ先生は学生と一緒にゲルに宿泊。ツァガンノールには多分営業用の宿泊施設はないのだろう。ヤツガシラを見つけて、ブータンのことを思い出した。双眼鏡を一つしのばせてきたが、モンゴルでは双眼鏡は珍しいのか、後日学生が寄ってきた。

2015年8月24日
ツァガンノールの街並みを撮影するためドローンをあげるが、家がまばらで団長は気に入った街並みの写真が撮れなかったようだ。
DSCF2135
電柱にカラスのような黒い鳥を見つけるが、くちばしが赤く、鳴き声が日本の烏とは異なっていた。
後で調べたら、ベニハシガラスのようであった。
http://pds.exblog.jp/pds/1/201506/27/49/b0144049_16585984.jpg
220px-Pyrrhocorax_pyrrhocorax_-Penwith_-Cornwall_-flying-8b (1)

家主でもあるシャーマンのお爺さんへのヒアリングが済んだ後、調査団メンバーの二人がムルンまで一足先にもどった。12時間の乗り合いタクシーの旅であるから大変である。

 団長の西田先生には、金沢学院大の講師の世話をしていただいた縁が始まりであり、二十年近くのお付き合いになる。そのおかげで、大学教職を継続できていることからも、大変恩義に感じている。西田先生の紹介者は、神戸出身の高見衆議院議員(当時)の秘書の西さんだった。高見さんの御尊父が神戸海運局の職員で私と一緒に仕事をしていた関係があった。その先生の口から、草川昭三氏(元衆議院議員)の名前が出てきて驚いた。極めて親しい関係にあったそうだ。私が運輸省の海事産業課長をしているときに、全日本海員組合の当時の副組合長さんが、国際船舶制度の予算陳情を草川先生にされたところ、大蔵省主計局次長さんに取り次いでくれたことがあった。それ以降、主計局の事務方は、次長に説明していなった案件であったのだろうか、次長や草川先生のことをかなり気にするようになり、予算の裁定で否定的な結論を出したときに、特別に私に草川先生へ説明するよう求めてきたことがあった。かなり異例のことである。その時私は予算が認めてもらえなかった立場でもあり、大蔵省事務方がすればいいと思い、動かなかった記憶がある。旅の途中にいろいろなことを思い出した。

関連記事

no image

ヴァーチャル旅行 トルコ編 ➂-2 パムッカレ・ヒエラポリス

◎デニズリ 各地からの長距離バスの連絡も多く、イスタンブールとの間には夜行列車パムッカレ急行

記事を読む

保護中: ヴァーチャル旅行アフリカ編② カメルーン DLA NSI(ヤウンデ)

◎ビザ 15000円 http://cameroon-embassy-jp.org

記事を読む

ヴァーチャル旅行  トルクメニスタン

◎交通 トルコ航空で IST・ASB往復が33000円(片道20000円)と安い。陸路だと、

記事を読む

no image

ヴァーチャル旅行 中国編➀ 黄山、安徽古民居群

◎黄山 https://youtu.be/mCdm7sQS-0Q

記事を読む

no image

ヴァーチャル旅行 イラン編 ヤズド、チャク・チャク

https://youtu.be/jQnjF7kc878 イランにおいて古い歴史

記事を読む

1-5 2018年9月11日 チームネクストモスクワ調査4 Fusion Auto社 ワールドカップ対策

Fusion Auto社Fusion Auto社は6月14日~8月15日にロシアで開催されたワール

記事を読む

5月19日 ヤムドク湖、チベット民家訪問

19日 https://photos.google.com/photo/AF1QipNpG1SIO

記事を読む

1-6 2018年9月12日 チームネクストモスクワ調査5 モスクワ市交通局等

モスクワ市の国際局の取り計らいで交通局及び観光局を訪問し、意見交換した。観光局からは最近のモスクワ

記事を読む

保護中: 191 ヴァーチャル欧州旅行 フェロー諸島 FAE 捕鯨とパフィン 

◎ヴァーチャルアフリカ旅行➀に追加案 27000円のプラス航空運賃 CPH・FAE 一日3便

記事を読む

セイシェル(142)2019年2月15日~16日  

アジスアベバを離陸、ソマリア上空を飛んでセイシェルに到着。その間の動画である。 https:

記事を読む

no image
保護中: 旅行業法と道路運送法等の関係について  東京交通新聞2021年5月17日

5月17日 特別寄稿=人流・観光研究所所長、寺前秀一氏、「公共

no image
デジタル化と人流観光(ジャパンナウ観光情報協会原稿)

ジャパンナウ3月号1400字原稿 デジタル化と人流・観光(1)

no image
Quora なぜ日本海側の人口は少ないのですか?

工業化が進んで、人々が東京、名古屋、大阪に流れてしまったからです。

『飛躍への挑戦』葛西敬之著

図書館で取り寄せて読んだ。国鉄改革については、多くの公表著作物に加え

角川文庫『ペリー提督日本遠征記』(Narrative of the Expedition of an American Squadron to the China Seas and Japan)

https://youtu.be/Orb9x7NCz_k

→もっと見る

PAGE TOP ↑