*

Quoraに見る歴史認識 なぜ、日本はアメリカの属国と言われるのですか?

公開日: : 最終更新日:2020/12/01 歴史認識


北原 俊史
·6月22日映像制作者なぜ、日本はアメリカの属国と言われるのですか?

1960年の日米地位協定に基づき、米軍は日本国内の好きな場所に基地を作ることができます。この規定が北方領土返還の大きな障害となりました。ロシアは、返還した島々に米軍基地を作られてはかなわない、とはっきり拒絶理由を述べています。

小泉親司著『2013 日本の米軍基地』より

米軍基地は租借地で米国領土と同じ扱いを受けるため、言葉を変えれば、米国は日本国内の好きな場所を自国の領土とすることができます。これは、言葉を変えると「属国」ということになります。この米軍「租借地」は日本の国土全体の0.28%を占め、沖縄では県全体の面積の16.34%にも及びます。

また、米軍人が日本国内(どこでも)で公務中に犯罪を犯した場合、裁判権は日本にはなく米軍にあります。

電波法、航空法も米軍には適用されません。

属国の法律は宗主国の国民に適用されませんが、その意味からも日本は米国のというより米軍の属国です。

ちなみに、米国市民全体にこのような優越的権利が与えられているわけではありません。あくまで、米軍と米軍人だけです。

近未来SFで米国で軍事クーデターが失敗して、軍人たちが逃げ込む場所があるとすれば日本以外ありえません。日本は米軍が支配する地球上で唯一の国家です。米本国でも米軍の力はこれほど強力ではありません。

関連記事

no image

Quoraにみる歴史認識 高2です。東京書籍の教科書には、朝鮮総督府が言論などの自由を奪い、武断政治をした。所有者の明確でない土地を没収し多くの農民が困窮したとあります。これを戦前の日本に肯定的な人はどう捉えるのでしょうか。?

私は別に「戦前の日本に肯定的な人」ではないのですが、東京書籍の教科書がそれしか書いていないのだと

記事を読む

no image

Quoraに見る歴史認識 日露戦争の勝利を日本国民はどれくらい喜びましたか?

実際には、ロシアの極東での圧力を押し返して講和が結ばれただけだから、講和によって得られたのは、遼

記事を読む

ヘンリーSストークス『英国人記者からみた連合国先勝史観の虚妄』2013年祥伝社

2016年10月19,20日に、父親の遺骨を浄土真宗高田派の総本山専修寺(せんじゅじ)に納骨をするた

記事を読む

no image

QUORAにみる歴史認識 伊藤博文公は、当初朝鮮併合に関しては反対だったって話ですが、実際は如何でしょうか?

伊藤博文公は、当初朝鮮併合に関しては反対だったって話ですが、実際は如何でしょうか?

記事を読む

no image

横山宏章の『反日と反中』(集英社新書2005年)及び『中華民国』(中央公論1997年)を読んで「歴史認識と観光」を考える

 歴史認識を巡り日本と中国の大衆が反目しがちになってきたが、私は歴史認識の違いを比較すればするほど、

記事を読む

no image

『天皇と日本人』ケネス・ルオフ

P114 マイノリティグループへの関心 p.115 皇室と自衛隊 他の国の象徴君主制と大きく

記事を読む

『からのゆりかご』マーガレット・ハンフリーズ 第2次世界大戦後英国の福祉施設から豪州に集団移住させられた子供たちの存在を記述。英国、豪州のもっと恥ずべき秘密

第2次世界大戦後英国の福祉施設から豪州に集団移住させられた子供たちの存在を記述。英国、豪州のもっ

記事を読む

no image

平野聡著『大清帝国と中華の混迷』を読んで

ヴァーチャル旅行韓国中国東北編を記述する際の参考に読んでみた。大変参考になったが、筆が走りすぎてい

記事を読む

no image

朝鮮戦争の経済効果

もし、朝鮮戦争がなかったら日本は戦後の経済復興は遅れていたと思いますか? 確かに3年間ぐらい

記事を読む

戦略論体系⑩石原莞爾(facebook2021年5月23日投稿文)「極限まで行くと、戦争はなくなるが、闘争心はなくならないので、国家単位の対立がなくなるという。」

石原莞爾の『世界最終戦論』が含まれている『戦略論体系⑩石原莞爾』を港区図書館で借りて読んだ。同書の存

記事を読む

no image
2025年11月25日 地球落穂ひろいの旅 サンチアゴ再訪

no image
2025.11月24日 地球落穂ひろいの旅 南極旅行の基地・ウシュアイア ヴィーグル水道

アルゼンチンは、2014年1月に国連加盟国58番目の国としてブエノスア

no image
2025年11月23日 地球落穂ひろいの旅 マゼラン海峡

プンタアレナスからウシュアイアまでBIZBUSで移動。8時にPUQを出

2025年11月22日地球落穂ひろいの旅 プンタアレナス

旅程作成で、ウシュアイアとプンタアレナスの順序を考えた結果、パスクワか

2025年11月19日~21日 地球落穂ひろいの旅イースター島(ラパヌイ) 

チリへの訪問は2014年に国連加盟国 として訪問済み。イースタ

→もっと見る

PAGE TOP ↑