『訓読と漢語の歴史』福島直恭著 観光とツーリズム
「歴史として記述」と「歴史を記述」するの違い
なぜ昔の日本人は、中国語の文章や詩を翻訳するときに、「ちょっと違った感じのする日本語」にしたのか。
訓読文を語るときに欠かせない、漢語についても詳しく説明――漢語とは何か、どのように日本語の中に入ってきたのか。
漢文の授業が苦手だった人も楽しめる「ものがたり」
みんなでちょっと違った感じのする日本語文に翻訳する。
I love you. ワレナンジヲアイス ワレしか使いえないとすると誰が翻訳してもこうなる。翻訳日本語の表現の方に大きな制約を加えられた翻訳をするとき、それを訓読みあるいは訓読行為と呼び。訓読文と呼ぶ
漢語 借用語 現代の外来語と同じ。
促音、撥音、拗音という新たな音を日本語の中に確立する(歩み寄る)ことにより、定着させる。他にも方法があったが「少し違う効果」「格調の高さを感じさせる」ので取り入れた。時間の経過とともに漢語が訓読文の中だけのものではなくなっていった。
和語の中にも促音等が入り込んでいったので、和漢混交文の中の漢語は目立たなくなっていった
関連記事
-
-
観光学が収斂してゆくと思われる脳科学の動向(メモ)
◎ 観光学が対象としなければならない「感情」、「意識」とは何か ①評価をする「意識」とは何か
-
-
『働きたくないイタチと言葉がわかるロボット』川添愛著
ディプラーニングを理解しようと読んでみた。 イタチとロボットの会話は全部飛ばして、解説部分だけ読め
-
-
2015年「特攻」 HNKスペシャル
http://www.dailymotion.com/video/x30z4ho フィリピ
-
-
Deep learning とサバン(思い付き)
「 スタンフォード大学の研究チームが、深層学習を用いて衛星画像からソーラーパネルを探し出すディープ
-
-
電子出版事始め『人流・観光学概論』
大学のテキストで使用するつもりであった『人流・観光学概論』、ウィネットの好意で、校正済みのPDFを
-
-
「観光をめぐる地殻変動」-観光立国政策と観光学ー石森秀三 を読んで
学士會会報2016年ⅳに石森秀三氏の表題記事が出ていた。論調はいつものとおりであり驚かなかったが、感
-
-
ウェアラブルデバイスを用いた観光調査の実証実験
動画 https://youtu.be/Sq4M3nvX6Io 10月29日にg-コンテン
-
-
「DMO」「着地型観光」という虚構
DMOという新種の言葉が使われるようになってきていますが、字句着地型観光の発生と時期を同じくします。
-
-
『徳川家康の黒幕』武田鏡村著を読んで
私が知らなかったことなのかもしれないが、豊臣家が消滅させられたのは、徳川内の派閥攻勢の結果であったと
-
-
童謡「赤とんぼ」から躾を考える
村のしつけが対象とするのは正規メンバーだけで、共同体からはみ出た子供たちは、アウトサイダーとして
