*

繰り返えされる新幹線と物流の話題(Newspicks)

公開日: : 最終更新日:2023/05/29 運賃、費用、経営

https://newspicks.com/news/3977330/body/?ref=index

物流に占める鉄道の割合が5%に驚く記者、そしてそれに驚く者がいることに驚く私。国鉄改革が遠くなったということである。この数字も重さベースである。ヤマトの小倉さんは重さではなく、個建運賃制度を主張し、それを押し通したところに偉大性があることも忘れられている。個建なら、鉄道など四捨五入すればゼロに近いはずである。

モノは最終諸費者に届けられなければならなず、それが鉄道ではできない。コンテナも自動車あってのことということも理解されていない。鉄道貨物は全廃論が存在したが、共通経費を旅客が負担することで何とか息をついている。ヤマトが共通経費を割り掛けで負担できるならいいが、大型トラックの方が効率がよくなると思う。トラックの人件費が高くなった時代は、過去に高度経済成長時代、バブル時代と二度あり、今回が三度目。鉄道が生きる道ではなく、トラックが生きる道なのである。

新幹線利用も昔から時折思い出したように話題になるが、物流は積み下ろしが重要。昼の人流に対し、夜の物流であるから、深夜早朝の東京駅にコンテナ輸送トラックがひっきりなしに突入する町の構造にできるはずもなく、コストも負担できるはずもないであろう。

思い付きの記事もたまにはいいが、第二弾できちんと整理してほしいと願う。有料記事であれば、なおさらである。

関連記事

no image

自己手配時に知っておくべき「国際航空運賃」の計算方法

今日の国際航空運賃が出来上がるまでには歴史があったと考えられる。勉強していないので知らないが、国際海

記事を読む

no image

旅行業法の不思議① 旅行業と運送業、宿泊業、不動産賃貸業の境界

総合旅行業務取扱管理者試験という資格試験がある。その中に、旅行業法の登録を必要とするものはどれかとい

記事を読む

no image

広告だけに収入を求める無償タクシーの報道

https://news.nifty.com/article/economy/business/12

記事を読む

no image

キャッシュレス時代における2019年1月14日付東京交通新聞「クルー」の記事の書き方

クルーのシステムが本年1月いっぱいメンテナンスに入り、再開は2月と報道されていた。HPにも出ている

記事を読む

no image

出入国管理・旅券等の動向

総合旅行業務取扱管理者には、出入国管理、税関、動物植物検疫制度等に関する知識が求められるようである。

記事を読む

着地型商品 運転免許取得旅行等のコンプライアンス

話題⓵ LAWSONに運転免許に関し、web掲載の合宿免許のチラシが置いてあった(2年ほど前の

記事を読む

no image

進化するぷらっとこだま(JR東海ツアーズ)、では「ぷらっとタクシー」は?

旅行業法のパッケージツアー(主催旅行(現在は企画旅行))の面白さを説明するのに一番わかりやすい事例が

記事を読む

no image

『逆説の日本経済論』貿易決済のための為替取引量は、今や東京為替市場で見れば、その取引量の8分の1程度に落ちている。それ以外は資本取引

貿易決済のための為替取引量は、今や東京為替市場で見れば、その取引量の8分の1程度に落ちている。それ以

記事を読む

no image

旅行業法の不思議③ 「旅行業務取扱料金」と「定額タクシー料金制度」

旅行業務取扱管理者試験では、「旅行業者は料金を定め観光庁長官の認可を受けなければならないか否か」とい

記事を読む

no image

新語Skiplagging 「24時間ルール」と「運送と独占の法理」 

  BBCの新しい言葉skiplagging

記事を読む

no image
独島への渡航

東京から鬱陵島(ウルルンド)への最も経済的な移動方法は、以下の3つのス

no image
リビア旅行について

Dear Teramae Shuichi,

no image
シリア旅行について2

Dear Shuichi, Thank you so much

no image
シリア旅行について

7月19日午後八時ドバイ到着、乗継

no image
フィンランドからロシアへの入国など

ィンランドからサンクトペテルブルク

→もっと見る

PAGE TOP ↑