観光学研究の将来 音譜、味譜、匂譜、触譜、観譜
公開日:
:
最終更新日:2023/05/29
脳科学と観光
ベートベンの作曲した交響曲が現在でも再現できるのは音譜があるからである。これと同じように、ポールキューズの作った料理を再現するには、食譜があればいい。音の高さ、強さ、音色等音譜作成に必要な記号等の約束事と同じものは、味覚の世界では存在する。
味の物差し 味覚センサー、臭覚センサーは実用化され、前者は3万円程度で販売され、JALの機内コーヒーに使用されている。
カメラは私たちの見た景色を記録に残してくれる。しかし、私たちの感じた感性、感動まではとても再現できない。とは言っても、その写真を眺めることで、私たちはそのときの感動を多少なりとも思い起こし、感慨にふけることが多々ある。音楽における「楽譜」も曲の近似でしかない。事実、指揮 者によって、その曲は随分と違った趣となる。
月基地や火星基地、宇宙に浮かぶスペースコロニーと食譜(食品の譜面)を共有することで、地球上と同じ食を楽しむこともできる。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jbrewsocjapan/111/2/111_86/_pdf
https://matome.naver.jp/odai/2139095873012757201
見るものを再現することも可能、三次元の動画の精度が良くなってきている。
触譜 材質
神経細胞 電気信号 その信号をどうとらえるか。無意識と意識
明らかに意識では同じ信号によるものでも、人により異なる。
感性アナライザーによりデータは蓄積 その判断は被験者の言語情報による。
NORTH SENSE https://newspicks.com/news/3639363/body/
Googleの座像検索のすごさ
関連記事
-
-
『美味しさの脳科学』ゴードン・M・シェファード
盲視があるように盲臭もある。 言語を使って風味を評価しようとするのは、最高難度の部類
-
-
動画で考える人流観光学 観光情報論 脳の動作原理
https://youtu.be/8rUDMeoQvWE https://
-
-
Quora 現代科学では、人工生命は可能なのでしょうか?
可能です。何しろ既にできています。 こちらに示しているのが人類が現段階で到達している最先端の
-
-
「食譜」という発想 学士會会報 2017-Ⅳ 「味を測る」 都甲潔
学士會会報はいつもながら素人の私には情報の宝庫である。観光資源の評価を感性を測定することで客観化しよ
-
-
保護中: 観光研究におけるマインドリーディングの活用の必要性
関係学会における発表で、マインドリーディングを活用した論文がみられない。観光行動等は、楽しみの旅に関
-
-
『ファストフードが世界を食いつくす』エリック・シュローサ―著2001年
ただ一つの言葉で言い表すと、画一性 トーマス・フリードマンは自著の『レクサスとオリーブの木』
-
-
動画で考える人流観光学 Chat・GPTの動画等
ChatGPTの普及でキャバクラ消滅?Windows生みの親・中島聡が「AIとオタク文化の融合が日本
-
-
杉原幸吉先生の「錯覚観光」 ジャパンナウ観光情報協会セミナー
杉原幸吉先生の錯覚の研究についてはこれまでも紹介してきたので省略して、今回のセミナーで気付いたことを
-
-
動画で考える人流観光学 観光情報論 数字
https://youtu.be/pe32PV5SxDg
-
-
保護中: 学士会報No.946 全卓樹「シミュレーション仮説と無限連鎖世界」
海外旅行に行けないものだから、ヴァーチャル旅行を楽しんでいる。リアルとヴァーチャルの違いは分かっ
