人流とクルーズ 日本人のクルーズ振興に関する国際セミナーを傍聴しての感想
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人口、地域、
2016年11月30日運輸総合研究所の表記セミナーを傍聴した。cruiseではないが、ちょうどカリブ諸国を回ってきたところであり、人流とクルーズについてまとめてみた。
まず、論議であるが、セミナーのテーマは、「利用者としての日本人のクルーズを増加せること」にあるのか「日本列島でのcruiseを増加せること」にあるのか、日本資本のクルーズ関連産業を振興させること」にあるのかが明確化されていなかった。様々なステークホールダーへの配慮からかもしれないが、カリブ海クルーズは明確に9割以上を占める利用者「アメリカ人のcruise」の振興を図ることが論議の対象となっている。その結果、寄港地はアメリカ各地ごとに分析をしてマーケッティングを行っている。もちろん、canada、欧州も需要があり、対応はしているがあくまでアメリカが中心である。cruiseの主体はアメリカ及び欧州資本であり、最大の受益者である。その意味ではアウトバウンドである。各寄港地はクルーズによる経済効果を期待して観光振興を図っているが、自らの資本でクルーズの主体になるものではない。
このカリブ海クルーズを分析すれば、日本におけるcruiseは、カリブ海でのアメリカ人に相当する、これから増加が期待される「中国人の利用者への対応」、アジアcruiseの「寄港地の選択肢の中の一つとしての日本各地の対応」が論議の対象となるのであろう。その結果、「利用者としての日本人への対応」も考えるという手順になるのであろう。
将来予測としては、cruiseに限らず中国人海外旅行客の増大は想定されるものであり、その規模の大きさから、カリブ海のアメリカ人利用者をはるかに上回るクルーズ客が発生する可能性がある。この中国人クルーズ客の受け皿として、南シナ海に拠点を置く目的港と極東・東シナ海に拠点をおく目的港が考えられる。カリブ海におけるアメリカからのクルーズ船のように、これらの港の経済を左右する中国人を対象としたクルーズ船が、アジアの海を航海する時代においては、南シナ海南沙諸島問題や東シナ海の尖閣諸島問題も様相を異にすると考えておいた方がよいであろう。カリブ海がアメリカ人の庭であるように、アジアの海も中国人の庭になるのであろう。それを前提として、日本の観光も考えておいた方がよいのであろう。
1 考察の前提 Oversea概念とアメリカ合衆国等北米の旅行状況
(1)2015年の米国、カナダ、メキシコの人口は、それぞれ、3億2177万人、3494万人、1億2702万人であり(国連統計)、一人当たりの名目GDPは5万6084ドル、4万3280ドル、9452ドルである(IMF統計)。
2014年各国の入管統計によれば、米国からカナダには1200万人、メキシコには2300万人~2600万人が訪問している。また、米国にはカナダから2300万人のOvernight客が、メキシコからは1700万人の訪問がある。このほか日帰り客の統計は公表されていないが相当規模にのぼるものと思わる。アメリカの巨大性を考慮しても、北米地区においては、世界水準を上回る活発な人流活動が行われている。
従って、アメリカの観光統計においては、カナダ、メキシコは他の国とは区分して別格扱いにしており、この両国を除外した外客をOverseaとして取り扱っている。現在メキシコからの不法移民が政治問題化しているが、正規の人流においてこれだけの大規模な活動が行われている状況では、不法出入国についても、現状追認的施策にならざるを得ないであろう。そこには、「国際」観光政策をこえた認識が求められる状態にあるといえる。
(2)アメリカの観光レポートにおけるVFR
アメリカ人の出国目的の53%はVacation/holiday であるが、 Visiting friends and relatives (VFR)も27%と大きな割合を占め、ビジネス目的は10%と第3位である。日本の大都市から地方への帰省に相当する移動であり、移民社会ではないでは見られない傾向がみられる。
Fifteen percent of respondents identified themselves as Hispanic. Sixteen percent identified as Asian, eight percent as Black, and two percent as American Indian/Alaskan Native or Hawaiian Islander. Fifty-nine percent of U.S. citizens who visited Asia in 2014 identified themselves as Asian. Fifty-two percent of those visiting South America had identified as Hispanic.
(3)出国率 大都市とローカル
2015年の北米各国と日本の出国率を比較する。
2015年 C 人口 千人 一人当GDP US$ A tourists B excursionists A/C B/C
米国 321774 56084 68176000 81552000 0.21 0.25
メキシコ 127017 9452 18652113 72001091 0.15 0.57
カナダ 35940 43280 32269609 0.90
日本 126573 32479 16210000 0.13
excursionists:Same-day visitors tourists: Overnight visitors
2015年の米国、カナダ、メキシコの人口は3億2177万人、3494万人、1億2702万人であり(国連統計)、一人当たりの名目GDPは5万6084ドル、4万3280ドル、9452ドルである(IMF統計)。
北米三国の出国状況を見ると、カナダは92%の人が国外にovernightの旅行に出かけている。国内観光地を多く抱えあまり外国旅行をしないといわれているアメリカでも21%の人がovernightの海外旅行に出かけている日本と同程度の1億27百万人の人口をかかえるメキシコにおいても、一人当たりのGDPは日本の③分の一以下であるものの、出国率においては日本を上回っている。その理由として考えられることは、日本と異なり陸続きである地理的条件も影響しているが、それ以上にVFRといわれる親戚知人訪問も存在が大きいのではないかと思われる。
日帰りをカウントすると、広大な面積を有するアメリカ人も半数は一年に一回は海外に旅行していることになり、同じくメキシコ人も70%は出かけていることになる。
日本は日帰り海外旅行は極めて少ないと思われるが、メキシコ、アメリカは宿泊旅行を上回る数字である。比較のため宿泊旅行での出国率をみても、日本は同じ人口規模のメキシコと比較しても低く、海外旅行をしない状況であるから、ましてやクルーズなどは想定外なのであろう。
米国人が出国する港、空港はニューヨーク、マイアミ、アトランタ等上位10都市で76%である。日本の場合も出国率が都市に集中している点において同様の現象がみられる。2015年 東京都25.9%、神奈川県19.5%、千葉県15.7%、大阪府14.5%、愛知県14.4%、兵庫県14.3%、京都府14.2%であり、それ以外は日本平均を下回っている。ボトムは青森2.8%、秋田3.1%、岩手3.3%、鹿児島3.8%、島根3.8%。宮崎3.9%等である。
Average household income was $125,000, up from 2014. First time traveler households reported $83,000 and repeat traveler households reported $129,000 annual income. Seven percent of traveler households earned $300,000 or more. Business and convention travelers earned an average $153,000.
http://travel.trade.gov/outreachpages/download_data_table/2015_Outbound_Analysis.pdf
(4)ハワイと日本
メキシコ、カナダに次ぐ、アメリカへの入国者数(2014年)の第三位は英国415万人、第4位日本362万人であるが、日本の場合ハワイ150万人、グアム80万人と半数以上が大陸ではないところから、大陸訪問客としてはブラジル、中国を下回ると考えられる。
(5)旅行準備
アメリカ人の旅行決定は「102 days and 70 days prior to departure」と準備期間が長い。 参考にする情報は航空会社からのものが52%である。日本のJRに相当するのであろう。予約行為はオンライン旅行会社が32% 従来の旅行会社が17%、直接航空会社に予約するものが39% パッケージツアーは 13 percent
国外への平均旅行期間は17.2 nights in 2015, 平均海外旅行回数は2.6回、訪問地域数1.8 only one destination was again 57 percent、Travel party size held at 1.6である。
したがって、クルーズ以前の旅行そのものに対する姿勢が日本と異なるのかもしれない。
Average international airfare per visitor, per trip, was $1,237 USD and average expenditures (travel payments) per visitor, per trip, while overseas were $1,487. The usage of credit cards increased slightly to 56 percent. Cash brought from home and cash withdrawn from an ATM using credit/debit cards and purchases using debit cards accounted for 44 percent.
2 日本のcruiseの現状
国土交通省では、「観光立国実現に向けたアクション・プログラム」に基づき、2020年の「クルーズ100万人時代」の実現に向け、官民一体となった取り組みを進めているとされる。つまりインバウンド政策である。
我が国へクルーズ船で入国した外国人旅客数は、2013年は約17.4万人、2014年は約41.6万人と順調に推移してきたところ、2020年の目標であった100万人を大幅に前倒して達成し、2015年中に我が国へクルーズ船により入国した外国人旅客数は、前年比2.7倍の約111.6万人(概数)となった。また、外国船社が運航するクルーズ船の我が国港湾への寄港回数は965回、日本船社も含めると1,452回となり、いずれも過去最高となった。外国船社及び日本船社が運航するクルーズ船の我が国港湾への寄港回数は、過去最高の合計1,452回となった。
また、2015年のクルーズ船寄港回数は、博多港が259回、2位が長崎の131回、3位が横浜の125回、4位が那覇の115回だった。
この博多港に寄港した外国クルーズ船客の9割以上を占める中国人旅行者の消費動向を調査した結果、1人あたりの平均消費額は10万7000円に上り、12年の3万7000円と比べ約3倍に増加。「爆買い」の実態を裏付けた。市中心部での消費が目立ち、購入商品の1位は化粧品、2位は健康食品、3位は菓子類だった。カリブ海の消費状況とは当面大きく異なっている。
なお、日本旅館の問題点として、オールインクルーズが取り上げられているが、クルーズは典型的なオールインクルーズ商品であり、日本人を対象としたクルーズでは、寄港地において消費される額は限定的になるはずであるから、観光政策としては一貫性に欠けることになる。
台湾、沖縄、神戸等を含めた航路をカリブ海クルーズと比較すると、キューバ、バハマ、ジャマイカ、コズミル等を含む航路と距離的には同程度のものである。台風やハリケーンの襲来が障害になる点も共通する。従ってそこに巨大な需要が発生すれば、カリブ海クルーズは極めて参考になるものと考えられる。
3 カリブ諸国の観光事情
(1) クルーズ客と国際観光客数の関係
Florida-Caribbean Cruise Associationが公表している『 ECONOMIC CONTRIBUTION OF CRUISE TOURISM TO THE DESTINATION ECONOMIES』によれば、2014年五月・2015年四月間の35港の延べ訪問客一港の一人当たりの平均滞在時間が4~5時間であり、乗客一人当たり支出額104ドル 乗客全体で25億ドルである。
しかし時計・宝石で3割 タクシーは4ドル未満
平均的なクルーズ船をイメージすると、3500人乗りでクルーが1400人 一港当たりの上陸客はクルーを含めて3640人で一人当たり100ドル弱消費し、全体で36万ドル消費するというイメージ
例えば、アンティグア・バーブーダの到着数は、WTO統計では2014年249(千人)となっており、この数字は航空旅客(Stop-over)の数と一致するから、Cruise Passengerの数は含まれていない。WTOのカリブ海地区の到着数の合計は22282(千人)であるが、日帰り客に分類されるクルーズ客の数は
Florida-Caribbean Cruise Associationが公表している『 ECONOMIC CONTRIBUTION
OF CRUISE TOURISM TO THE DESTINATION ECONOMIES』によれば、2014年五月・2015年四月間の35港の延べ訪問客は23,624,500人である。これに延べ4,503,300人の クルーの訪問が加えられる。一港の一人当たりの平均滞在時間が4~5時間であり、評価は難しいが、総支出額は乗客$2,452.8 million US$クルーが$302.2 million US$の支出をしている。
ジャマイカ2014年の訪問者の実支出額は22億USドル、外国人は21億ドル、一人当たり一日122ドル、クルーズ客が82ドルに対して
国際観光収入 2014年 国際旅行収入
WT0順位 カリブ諸国名 UNCTAD順位
44 ドミニカ共和国 39
62 バハマ 67
65 キューバ 62
67 ジャマイカ 66
77 アルバ 75
97 蘭領セント・マーチン島 99
111 キュラソー 112
113 ハイチ 113
119 トリニダード・トバゴ 123
125 バミューダ 126
132 アンティグア・バーブーダ 134
149 ドミニカ 158
154 セントクリストファー・ネイビス 154
157 セントビンセント・グレナディーン 157
カリブ海クルーズの島しょ部の寄港地は、キューバを除き、Florida-Caribbean Cruise Associationに加盟している。カリブ海島しょ部諸国は、人口規模で概観すると、キューバの1139万人、ドミニカ共和国の1053万人を別格として、百万人を超える地域はプエルトリコ()、ジャマイカ()、トリニダートドバコ()の三カ所である。一人当たりのGDPをみても、2万ドルを超えるプエリトルコ()バハマ()1万ドルを上回るバルバドス、アンティグアバブーダ()、セントクリストファー ()であり、多くは1万ドルをした回る地域であり、概して観光が主要産業となっている。
カリブ海クルーズ客の順位 バハマ コズメル 米領バージンアイランド、セントマルタン、ケイマン、ジャマイカ プエルトリコ
航空機到着客 ドミニカ共和国、キューバ、ジャマイカ、プエルトリコ、バハマ、アルバ
Cruise Passenger Arrivals – 2014
Bahamas 4,804,701
Cozumel (Mexico) 3,404,858
U S Virgin Islands 2,083,890
St. Maarten 2,001,996
Cayman Islands 1,609,555
Jamaica 1,423,797
Puerto Rico 1,356,822
Aruba 667,095
Antigua & Barbuda 522,342
Dominican Republic 435,494
Tourist (Stop-over) Arrivals in 2014
Dominican Republic * 5,141,377
Cuba 3,001,958
Jamaica 2,080,181
Puerto Rico ** 1,688,472
Bahamas P 1,421,860
Aruba 1,072,082
U S Virgin Islands 730,367
St. Maarten * 499,920
Cayman Islands 382,816
Antigua & Barbuda * 249,316
カリブクルーズ客と国際観光客数の関係
WTO統計では、到着旅客は1日以上滞在することを定義づけしている。従って多くのクルーズ客は国際旅客数から除外されている。例えば、アンティグア・バーブーダの到着数は、WTO統計では2014年249(千人)となっており、この数字は航空旅客(Stop-over)の数と一致するから、Cruise Passengerの数は含まれていない。WTOのカリブ海地区の到着数の合計は22282(千人)であるが、日帰り客に分類されるクルーズ客の数は
Florida-Caribbean Cruise Associationが公表している『 ECONOMIC CONTRIBUTION
OF CRUISE TOURISM TO THE DESTINATION ECONOMIES』によれば、2014年五月・2015年四月間の35港の延べ訪問客は23,624,500人である。これに延べ4,503,300人の クルーの訪問が加えられる。一港の一人当たりの平均滞在時間が4~5時間であり、評価は難しいが、総支出額は乗客$2,452.8 million US$クルーが$302.2 million US$の支出をしている。
ジャマイカ2014年の訪問者の実支出額は22億USドル、外国人は21億ドル、一人当たり一日122ドル、クルーズ客が82ドルに対して
主要寄港地のバハマにおける、航空機Stop-over客とクルーズ客、日帰り客の支出比較
( )CLIAの調査によるカリブ海クルーズの変化
米国クルーズのイメージの変貌は、とくに、ここ10 年ほど激しいものがあった。CLIA が隔年に行う市場調査の最新版2008 Cruise Market Profile によれば、この年の全米のクルーズ参加客の平均年齢は46 歳(2006 年は49 歳)、平均家計所得は79,000 ドルで、定年退職者比率は全体の17%に過ぎなかった。平均クルーズ日数は6.6 日であるが、これはクルーズに限らず旅行そのものの短時間化傾向が表れているのであろう。一人当たりの平均旅行費(クルーズ料金、航空券、船上での出費を含めて)は1,880 ドルであった。全体の75%がカップルでの参加で、その大半は夫婦であるが、18歳以下の子供を連れた家族旅行の比率が2002 年の13%から25%に上昇している。総括すれば、平均年齢の若年化、家族旅行の増加、クルーズ期間の短縮(カリブ海では3 日間・4 日間のショートクルーズも多い)等であり、細かなことでは、ドレスコードの簡略化、席指定なしのパーソナルチョイスダイニングなどである。クルーズは一部の富裕層の旅行ではなくなっていることが理解できる。大衆化を象徴的に体現している一つの事実として、船内の等級制(クラス)の廃止も挙げられる。
講演では シングルペアレント対応が話題となっていたが、カップルの意味合いも変化している。
全米50 州と全カナダが市場である。航空網の拡大と港湾開発がクルーズ拡大を推進する。新しい発着港の開発により、発着港まで航空機を使うか、自動車で行くか旅行者の選択肢が増大する。72%の米国人が、自宅に近い港があるという理由でクルーズに乗ると表明している。2008 年の統計で、この年のクルーズ人口1,305 万人のうち896 万人(全体の68.6%)が米国内港湾からクルーズに参加しており、このうち57%がフロリダに集中している。言うならば、米国クルーズの7 割弱は国内旅行なのである。さらに付け加えれば、1,305万人中、米国内在住者は929 万人で全体の71.1%で、外国人比率が3 割程度ある。業界団体の報告書であるから、多少割引して聞かなければならないことは言うまでもないが、客観的な数字からも、クルーズ産業の継続的発展への期待は、CLIA だけでなく、北米観光産業全体が共有するものであろう。
中国人にとってもアジアcruiseは国内観光の延長になるであろう。というよりも、アウトバウンドとドメスティックは、同じ土俵で論議される、つまり海外旅行が特殊ではなくなってきた表れである。
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