「 歴史認識 」 一覧
書評 渡辺信一郎『中華の成立』岩波新書
ヒトゲノム分析によれば、山東省臨̪淄の遺跡 2500年前の人類集団は現代欧州と現代トルコ集団の中間に位置する集団 (植田信太郎の研究) 儒家の祖、特別の風貌を持っていたとされる孔子の眼は、茶色
山泰幸『江戸の思想闘争』
社会の発見 社会現象は自然現象と未分離であるとする朱子学に対し、伊藤仁斎は自然現象から社会現象を分離し、独自の現象ととらえた。さらに社会現象を人為的に改変可能なものととらえたのが荻生
宇田川幸大「考証 東京裁判」メモ
政治論ではなく、裁判のプロセスを論じている点に独自性がある 太平洋戦争時のジュネーヴ条約の取り扱い 日本は調印はしたが軍部の反対で批准していなかった。開戦後、連合国からの問い合わせに
三谷太一郎『日本の近代とは何であったか』なぜ日本に資本主義が形成されたか
2019/12/22 | 出版・講義資料, 歴史認識, 路銀、為替、金融、財政、税制
ちしまのおくも、おきなわも、やしまのそとのまもりなり 大久保利通 明治国家の自立的資本主義 消極的外債政策、保護主義的産業政策、対外的妥協政策 グラント
三谷太一郎『日本の近代とは何であったか』なぜ日本に政党政治が成立したのか
1 なぜ日本に政党政治が成立したのか (これまではなぜ政党政治は短命に終わったかを論じてきた) 日本に立憲主義を受け入れることを可能にした歴史的条件があった 幕藩体制には権力抑制均衡
鬼畜米英が始まったのは、1944年からの現象 岩波ブックレット「日本人の歴史認識と東京裁判」吉田裕著
靖国神社情報交換会に参加した。歴史認識は重要な観光資源であるとする私の考えに共鳴されたメンバーの一人から、参加を呼びかけられたからである。 交換会で配られた岩波ブックレット「日本人の
書評『大韓民国の物語』李榮薫
韓国の歴史において民族という集団意識が生じるのは二十世紀に入った日本支配下の植民地代のことです。日本の抑圧を受け集団の消滅の危機に瀕した朝鮮人は、自分たちは一つの政治的な運命共同体であるという新た
『尖閣諸島の核心』矢吹晋 鳩山由紀夫、野中務氏、田中角栄も尖閣問題棚上げ論を発言
屋島が源平の合戦の舞台にならなければ観光客は誰も関心を持たない。尖閣諸島も血を流してまで得るものではないことは誰でもわかっているから、観光資源になどなりようがないだが、政治問題化したため、観光資源
「米中関係の行方と日本に及ぼす影響」高原明生 学士會会報No.939 pp26-37
金日成も金正日も金正恩も「朝鮮半島統一後も在韓米軍はいてもよい」と述べたこと 中国支配を恐れている 強い指導者でないと親日的な政策を選べない 日本の政治家は一般的な状況下では、対中国関
You-Tube「Cruise to Japan in 1932」に流れる「シナの夜」
2019/07/22 | 歴史認識
1932年は鉄道省に国際観光局が設置されて2年目、インバウンドが叫ばれる現代と同じような時代である。変わったところもあれば変わらないところもあるが、バックグランドミュージックが「シナの夜」。私が英独