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「 観光資源 」 一覧

『骨が語る日本人の歴史』を読んだAMAZON感想文のメモ

2016/12/11 | 戦跡観光

「歴史は後からつくられるから、観光資源なぞいつでも作ることができる」と常日頃主張させていただいている。中東諸国の人々も「歴史とは脈絡のないばらばらの出来事の連鎖」(『非連続的存在感』)だと思っておられ

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伝統は後で作られる例①

日本のサンクチュアリシリーズ 484宮内庁書陵部 皇居の庁舎で天皇・皇族の戸籍簿「皇統譜」や文書類を管理する図書課が約四十人。『昭和天皇実録』を作成した編修課は天皇・皇族の実録や皇室制度研究を担当す

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『デモクラシーの帝国』 藤原帰一2002岩波新書 国際刑事裁判所 米国の不参加

国際刑事裁判所の設立を定めたローマ規程は、設立条約に合意していない諸国にも適用されるところから、アメリカ政府、米軍は明確な拒絶をしている。『デモクラシーの帝国』 藤原帰一2002岩波新書に記述されてい

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「北朝鮮の話」 平岩俊二 21世紀を考える会 10月13日 での講演

平岩氏の話である。 日本で語られる金ジョンウンのイメージは韓国発のイメージが強い。そのことは私も北朝鮮旅行から帰ってきてテレビのワイドショーで強く感じることであった。 北朝鮮に関するアメリカ政府が発

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伝統も歴史も後から作られる 『戦国と宗教』を読んで

 横浜市立大学の観光振興論の講義ノート「観光資源論」を作成するため、大学図書館で岩波新書の「戦国と宗教」を借りた。 著者は1972年東大文学部卒とあるから、全くの同世代。考え方を形成する時代背景は私

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ジャパンナウ観光情報協会7月号 ミャンマー散骨旅行記(1)

九十六歳の父親がイラワジ川散骨を希望して旅立った。子供の頃モールメンライターやシャン族の話を聞かされたことを思い出す。父の手記『両忘』の前半の中国戦線は勝ち戦、余裕ある記述に対しミャンマーは死を覚悟し

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福間良明著『「戦跡」の戦後史』岩波現代全書2015年を読んで

2016/07/27 | 戦跡観光

観光資源論をまとめるにあたって、改めて戦跡観光を考えていたが、偶然麻布図書館で福間良明氏の『戦跡の戦後史』見つけて一気に読破した。 「人流・観光論としての記録・記憶遺産(歴史認識)論議・序論」 ht

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伊勢うどん

毎日新聞2016年7月11日 三重県伊勢市の人気うどん店「ちとせ」を訪れ、関係者と記念撮影する永六輔さん(左)=「ちとせ」提供、撮影時期不明 テレビやラジオ、エッセーなどで人気を博した永六輔

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京都、ビガン、マンダレーと戦禍

2016/03/27 | 戦跡観光, 随筆など

京都は千年の古都と称されるが、京都駅に降り立ってもそのイメージはわかない。同じ千年の街と呼ばれるベニスがイメージを裏切らないのは、自動車が使えないからであろう。 都市の規模が違うと言ってしま

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『素顔の孫文―国父になった大ぼら吹き』 横山宏章著 を読んで、歴史認識を観光資源する材料を考える

岩波書店にしては珍しいタイトル。著者は「後記」で、「正直な話、中国や日本で、革命の偉人として、孫文がなぜここまで称揚されるか、不思議でたまらない」と書いている。鈴江言一「孫文伝」(1950.岩波書店)

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