ニューメキシコ レッドロック
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サウスウェストチーフの車窓からの風景で、深紅のサメと呼ばれるところは、どこですか
アムトラックの「サウスウェスト・チーフ(Southwest Chief)」号の車窓から見える**「深紅のサメ」に似た風景は、ニューメキシコ州のギャラップ(Gallup)付近にある赤岩の断崖、通称レッド・ロックス(Red Rocks)**のことだと思われます。
このエリアには、鉄分を豊富に含んだ赤い砂岩の層が続いており、浸食によって削られた岩の形が、サメの背びれや鋭い歯のように見えることからそのように例えられることがあります。
詳しい場所と特徴
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場所: ニューメキシコ州ギャラップの東側、**レッド・ロック・パーク(Red Rock Park)**周辺。
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見どころ: 列車がニューメキシコ州とアリゾナ州の州境付近を走る際、車窓(特に進行方向右側など)に燃えるような赤色の巨大な岩壁や奇岩が現れます。
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おすすめのタイミング: 夕暮れ時にこの付近を通過すると、夕日に照らされた岩がより一層深く、鮮やかな赤色(まさに深紅)に輝き、非常に幻想的な光景になります。
サウスウェスト・チーフ号の中でも、ニューメキシコ州のアルバカーキからアリゾナ州のフラッグスタッフにかけての区間は、こうした「赤い岩(レッド・ロック)」の絶景が続くハイライトの一つです。
他にもこの路線の車窓について、見どころやおすすめの座席など気になることはありますか?
サウスウェスト・チーフ号の旅をさらに楽しむための見どころと、おすすめの座席についてまとめました。
この路線は、シカゴからロサンゼルスまで約3,600kmを走る、全米でも屈指の景勝ルートです。
1. 絶対に見逃せない「3大絶景ポイント」
「深紅のサメ(ギャラップ付近)」以外にも、外せない見どころが3つあります。
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ラトン・パス(Raton Pass / コロラド州〜ニューメキシコ州境)
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標高約2,300m、この路線で最も高い地点を通過します。急勾配を力強く登る列車の様子や、ロッキー山脈の南端にあたる荒々しい山並みは圧巻です。
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アパッチ・キャニオン(Apache Canyon / ニューメキシコ州)
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サンタフェ近郊のラミー(Lamy)駅周辺にある険しい峡谷です。列車がS字カーブを描きながら岩の間を抜けていくダイナミックな光景が楽しめます。
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カホン・パス(Cajon Pass / カリフォルニア州)
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ロサンゼルス到着の数時間前、サンバーナーディーノ山脈を越える峠です。巨大なコンテナ列車が何重にも重なって走る有名な鉄道スポットでもあります。
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2. おすすめの座席と車両
座席選びと過ごし方が、旅の満足度を大きく左右します。
① 最高の展望なら「展望車(Sightseer Lounge)」
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特徴: 2階建て車両の2階部分が、天井まで届く巨大な窓の展望スペースになっています。
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座席選びのコツ: 自分の座席(コーチ席や寝室)にずっと座っている必要はありません。ラトン・パスやギャラップ付近などの絶景区間では、早めに展望車へ移動して、回転式の椅子を確保するのが鉄則です。
② 座席の向き(シカゴ発ロサンゼルス行の場合)
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おすすめ: 進行方向の「右側」
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理由: ラトン・パスやニューメキシコの赤い岩壁など、多くのハイライトが右側に現れます。ただし、カホン・パスなどは左側も見応えがあるため、やはり自由に左右を見渡せる展望車が最強です。
③ 快適さを重視するなら「寝台車(Roomette / Bedroom)」
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メリット: 食事がすべて無料で付いてくるほか、シャワーや専用ラウンジも利用可能です。
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注意点: 寝台車は通路の両側に個室があるため、窓が片側にしかありません。反対側の景色が見たいときは、やはり展望車へ行くのが一般的です。
3. 知っておくと便利なヒント
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