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ハワイ文化 ハワイアンダンス、アロハシャツ

. ルーツは「ポリネシアの移動」にある

ハワイアンの先祖は、もともとタヒチやマルキーズ諸島などからカヌーで海を渡ってきた人々です。

  • 共通の文化: タヒチの「オテア」やサモアの「シバ」など、ポリネシア諸島には古くから歌と踊りで神や自然に感謝を捧げる文化がありました。

  • 輸入という側面: その意味では、踊りの「種」や「概念」は、移住者が持ち込んだ外来のものと言えます。

2. ハワイで「フラ」として進化した

ハワイに定着した後、その踊りは他の島々とは異なる独自の進化を遂げました。

  • 宗教的儀式: ハワイでは「フラ」として、神話や歴史を後世に伝えるための文字を持たない民族の記録手段(聖なる儀式)として非常に高度に体系化されました。

  • 楽器と植物: ハワイ固有の植物(レイ)や、ハワイ独自の楽器(イプなど)を使うようになり、他のポリネシアの踊りとは一線を画すスタイルが確立されました。

3. 近代における「再輸入」の影響

質問者様が「輸入」という言葉を聞かれた背景には、19世紀以降の歴史も関係しているかもしれません。

  • 一度の禁止: キリスト教の宣教師が来島した際、フラは「卑猥で異教徒的なもの」として禁止されました。

  • カラカウア王による復活: 19世紀後半、カラカウア王が「伝統を取り戻そう」とフラを復活させました。この際、ギターやウクレレ(ポルトガル由来)が導入され、現代的な**「アウアナ(現代フラ)」**が誕生しました。

  • タヒチの影響: 現代のハワイのショーでは、激しく腰を振るタヒチアンダンスも一緒に披露されることが多いため、それらが混ざって「フラも外から来たものだ」と解釈されることがあります。


まとめ フラの**「魂(スピリット)」はポリネシア共通の財産ですが、あのしなやかな手の動きや物語を伝える「フラという形式」**は、間違いなくハワイの地で育まれた唯一無二のものです。

ハワイの歴史は、こうした「伝統」と「外来文化の融合」が非常に複雑で興味深いですよね。もしよろしければ、カヒコ(古典フラ)とアウアナ(現代フラ)の具体的な違いなどについて、さらに詳しくお話ししましょうか?

承知いたしました!ハワイのフラには、大きく分けて**「カヒコ(古典)」「アウアナ(現代)」**の2つのスタイルがあります。

これらは単なる踊りの違いではなく、**「神に捧げる儀式」「人々を楽しませる芸術」**かという、目的そのものが大きく異なります。


カヒコ(Kahiko)

「古い」を意味する、伝統的な古典フラです。

  • 目的: 神への信仰、自然への敬意、そして文字を持たなかった時代に歴史や家系を後世に伝える「記録」の役割。

  • 音楽: 歌(メレ)と、打楽器のみ。ウクレレなどの弦楽器は一切使いません。

    • イプ・ヘケ: ひょうたんを重ねた太鼓。

    • パフ・フラ: サメの皮を張った太鼓。

  • 踊りの特徴: 非常に力強く、直線的。笑顔を振りまくのではなく、真剣な表情で踊ることが多いです。

  • 衣装: 樹皮から作った布(タパ)や、地味な色合いの天然素材。装飾品(レイ)も、その辺に生えている草木で作った「神聖なもの」として扱われます。

アウアナ(’Auana)

「漂う」「正道から外れる」を意味する、19世紀以降の現代フラです。

  • 目的: 観客を楽しませるエンターテインメント、または愛や美しい景色を表現する芸術。

  • 音楽: ウクレレ、ギター、ベースなどの西洋楽器。美しいメロディに乗せて、ハワイアン・ミュージックとして親しまれています。

  • 踊りの特徴: 優雅でしなやか。手の動き(ハンドモーション)で「花」「雨」「愛」などを具体的に表現し、笑顔で踊ります。

  • 衣装: 華やかでカラフル。ムームーやサテンドレス、色鮮やかな生花やシェル(貝)のレイなど、視覚的な美しさが強調されます。

 

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