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va旅行 トルコ編 ⑨ VAN トルコ・イラン(陸路)

公開日: : 最終更新日:2021/09/20 va旅行トルコ, 海外観光

ヴァンとヴァン県の位置の位置図
トルコ南東部・東部 ヴァン ウルファの観光|トルコ観光ガイド|阪急交通社
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トルコブルーのワン湖と、トルコのひょっこりひょうたん島=アクダマル島(東トルコその7)』ヴァン(トルコ)の旅行記・ブログ by  隠居人はせじぃさん【フォートラベル】
猫好き必見!トルコに住む幻の猫<ヴァン猫>|地球の歩き方
VAN猫

コロナ後

トルコ外務省からの通知によると,外国人の空路,陸路(イランとの陸路国境を除く)及び海路によるトルコへの入国/出国に関する新型コロナウイルス関連の制限は,関係当局により定められた/定められる予定の対策に従うことを条件として,解除されたが、イランとはまだである。

コロナ前 JETROニュース

イラン国営鉄道運輸会社は、テヘラン~トルコのバン(Van)間の旅客鉄道の運行を約4年ぶりに再開した。8月7日から運行している。同区間の運行は安全上の問題によって、2015年8月から中止になっていた

テヘランを出た列車は、イラン北西部タブリーズ(Tabriz)およびラジ(Razi)を経てトルコ国境を越え、バンまで約1日半かけて運行する。毎週水曜日午前9時50分にテヘランを出発し、翌木曜日午後7時56分にバンに到着するスケジュールだ。バンからは、トルコが運行している列車に乗り換えてアンカラまで行くことも可能となる。アンカラには、テヘラン出発から約3日後となる土曜日午前10時22分に到着する。

アンカラ発テヘラン行き(バンで乗り換え)は、アンカラを毎週水曜日午前7時45分に出発、翌木曜日の午後9時30分にバンを出発し、テヘランに金曜日午後8時10分に到着するスケジュールだ。

テヘラン~バン間の運賃は、大人1人片道で約350万リアル(約30ドル、8月21日の市場レート:1ドル=11万7,000リアルで換算)。テヘラン~アンカラ間の運賃は大人1人片道で約770万リアル(約66ドル)となる。チケットは、イラン国営鉄道運輸会社のウェブサイト(ペルシア語のみ)でも購入が可能。実際の運行スケジュールや予約などについては、同鉄道運輸会社あるいは旅行代理店などに直接確認することを勧める。https://www.jetro.go.jp/biznews/2019/08/4bf6fedb4782c0d4.html

◎ヴァン

ヴァン(トルコ語: Van, クルド語: Wan)は、トルコ共和国東部の都市。人口は280,000人(2001年)。ヴァン県の県都。トルコ共和国で最大の湖であるヴァン湖の東岸に位置する。ワンとも表記。第一次世界大戦時、1915年4月20日、ヴァンのアルメニア人がオスマン帝国政府に対して蜂起し、町を占領した。その後すぐに、オスマン軍はヴァンに侵攻し、アルメニア人住民を追放するが、その際に多くのアルメニア人が殺されたとされる。この一連の迫害において死亡したアルメニア人の人数は、最も少なく見積もるトルコ人の推計で20万人から、最も多く見積もるアルメニア人の算出で200万人とされる。https://youtu.be/OYKXmfKo4to

◎交通

エルズルム8:30発ヴァン行きのバスに。出発したのは10:00過ぎ。夕方ヴァンに到着。

バスで飛行機の機内サービスみたいなのが。
ワン城はBC834年、ウラルトゥ王国のサルドゥール?世により建てられました。<br />ほぼ東西に伸びる細い岩山の上に造営され、長さ1500m、高さ80m、幅70mほどです。<br /><br />画像をご覧いただければわかるように、現在はほとんど崩壊しており原型はほとんど遺されていません。<br />遺構と言うのが相応しい状態です。<br />建材は石灰石のブロックと言われていますが、自然石を精緻に組み上げた構造は、山の下に一部残る石組みを除いては、ほとんど見られません。<br />むしろ日干し煉瓦を泥または素朴な漆喰で積み上げたように見える遺構が多く、これが保存状態が悪い理由のひとつと推測されます。しかし土に還りゆく遺跡としての趣はあります。<br />またワンの街と、ワン湖、特にワン湖へのサンセットの展望台として価値がありそうです。<br />
ワン城はBC834年、ウラルトゥ王国のサルドゥール?世により建てられ
ワン城址の遠望です。<br /><br />これから上まで登ります。

アルメニア教会は、トルコ最大の湖、ワン湖にうかぶアクダマル島にあります。
アルメニア教会は、AD915年アルメニア公国のガキク?世によって建てられました。

アルメニア教会は、トルコ最大の湖、ワン湖にうかぶアクダマル島にあります。<br />アルメニア教会は、AD915年アルメニア公国のガキク?世によって建てられました。<br /><br />元は修道院のほかに城壁もありましたが、現在は教会だけが残っています。<br />教会の基本設計は、多くのキリスト教会がそうであるように平面は十字架型です。<br />入り口は西向きです。コーカサス地方に多く見られるフィリピシモスタイルで中央に石のドームをのせています。<br />現在ワンはトルコ領内ですが、歴史的にはアルメニアの一部であった時期も長く、そしてアルメニアはコーカサス山地南側の南コーカサス地方ですから、ワンにコーカサスと同じ建築様式の教会があるのは、むしろ自然なことです。<br />http://www5e.biglobe.ne.jp/~truffe/caucasus.html<br /><br />外壁には保存状態良好のレリーフがほぼ全面に見られます。<br />内部には聖書を題材にしたフレスコ画が残っていますが、こちらはかなりいたんでいます。<br />このフレスコ画、青色は比較的良く残っているのですが、これにはトルコ石を原料にした顔料が用いられています。<br /><br />教会を遠景→外側(左回り)→内部の順位に歩きます、
ワン湖は琵琶湖の7倍もあり、
まるで波のない海のようです。
ダビデと巨人コリアデ。
ダビデと巨人コリアデ。

元は修道院のほかに城壁もありましたが、現在は教会だけが残っています。
教会の基本設計は、多くのキリスト教会がそうであるように平面は十字架型です。
入り口は西向きです。コーカサス地方に多く見られるフィリピシモスタイルで中央に石のドームをのせています。
現在ワンはトルコ領内ですが、歴史的にはアルメニアの一部であった時期も長く、そしてアルメニアはコーカサス山地南側の南コーカサス地方ですから、ワンにコーカサスと同じ建築様式の教会があるのは、むしろ自然なことです。

旧約聖書、ダニエル記のダニエルとライオンの逸話です。<br />真の神のみに祈るダニエルには、ライオンは攻撃しません。逆さ釣りになり、ダニエルの足を舐めています。<br /><br />http://www.youtube.com/watch?v=h9bYXZxjMwo<br /><br />http://www009.upp.so-net.ne.jp/JESUS/kodomo/danieru.htm
旧約聖書、ダニエル記のダニエルとライオンの逸話です。
真の神のみに祈るダニエルには、ライオンは攻撃しません。逆さ釣りになり、ダニエルの足を舐めています。

◎地震

ワンでは2011.10.23の13:40、マグニチュード7.1の直下型大地震があり、大きな被害を受けました。11.9の余震では、救援活動にあたっていた日本人宮崎淳さんが、ホテルの倒壊により亡くなっています。
そのホテルの経営者は、ホテル建物の重大な被害を隠して営業していたもので、後に逮捕されました。
ワンの街中では壁に穴があいた建物や、解体して更地になった土地がたくさん見られます。
旅行記に画像を載せましたが、何百軒単位の仮説住宅も残っています。地震で家をなくした人は6万人と言われています。

この画像だとはっきりわかります。

ワンの猫です。左右目の色が違うことで有名です。

◎陸路イラン

ワン湖を横断するフェリーは夕方18時にタト・ワンを出航しました。
(VANと書いて現地発音はワンと聞こえますので、ワンに統一します)
対岸のワンに着いたのが21時ころでした。約3時間のフェリーの旅でした。
ところが、船から下りられたのは22時ころでした。これから、アリヤン難民事件が起こるのです。同乗の人々は、いつしか数十人のイラン人と、オーストラリア人2人とワタクシたち日本人の2人となっていました。トルコ人はみんなワンで列車(=フェリー)を降りたようです。これからは、イラン側から来る列車に乗り換えるのだそうです。当然、「イラン側からの寝台列車がソコで待っている」と思うのですが、そうは問屋が卸さない、ようです。待てど暮らせど、やって来ないのです。全員、フェリー乗ったままです。外は真っ暗、9月とはいえどもう秋です。肌寒くなっています。みんな夏服のままです。荷物もあります。船上では一応キオスクがあって食べ物はお菓子類と飲み物しかありません。キオスクのオッチャンが両替を呼びかけます。トルコリラやアメリカドルやユーロをイラン・リアルに両替してやる、と言うのです。レートはUS$1=22,000リアルなのです。ワタクシたちはイランリアルが一銭も無かったので換えようか?と思ったのですが、親切なイラン人のニイちゃんが、テヘランでは1ドルが26,000リアルだ、不当なレートだ、とイチャモン付けたのでややこしくなった。キオスクのオッチャンにしたら商売のじゃまだ、とニイちゃんを排除しようとする。まわりはみんなイラン人だからニイちゃんの味方をする。スッタモンダの末、オッチャンは奥に引っ込んだ。ワタクシたちにしたらテヘランに着いて、現地通貨が一銭もないのは困るので、こっそりオッチャンのトコロに行って10ドルだけ両替した。さて、もう22時となりました。船はこれ以上乗客を乗せたままでは居られなくなり、下船するように促されました。イラン側からの列車はまだ来ていません。「モウスグ来る」とのうわさでみんな船を降り始めました。荷物を担いで、狭い通路と階段を通って、やっと外にでた。トルコ側の寝台列車のうち貨物列車の両のみが乗船していたが、乗客の荷物は降ろされ、港に放置されました。乗客も放置されました。夏の終わりころとは言え、夜中はそこそこ肌寒い。最初のうちはウワサで「イラン側列車は11時に来る」とかいう希望的観測な言葉がささやかれるので、みんな外で待っていました。そのうち、警備のための警官が何人か来て、全員港湾の待合室に入るよう指示があった。常時、警備のため?警官が1人、待合室の前に常駐。他の警官たちはしばらく車の中に居たが、そのうち帰っていった。もう夜中の1時すぎです。パートナーは寒さ対策に冬用トレーナーとウィンドブレーカーを着込み、スカーフを首やら頭に巻いて寒さをしのぎました。
最初は待合室みたいな狭いところはイヤヤ、と言って外で頑張っていたが、イラン側の列車がいつ来るか分からなくなって、やっと中に入った。待合室の中は全員イラン人です。女性は、ほとんどがスカーフをしだしています。みんな席を譲り合い、年寄りが来れば、席を詰めて座るところを空けてくれます。「まるで難民ヤナア」っとパートナーと言い合い笑っていました。イヤ、本当に難民みたいです。いつこの状態から開放されるのか、分からないのです。それに警官に見張られています。夜中も2時がすぎ、3時が来ます。みんな疲れてきています。若者は元気で、ワタクシたちにしきりに話しかけてきます。大抵が「なぜイランに行くのか?」と聞くのです。彼らの多くは「イラン人はみんな良いが、政府がクレージーだ」と言います。みんな分かっているのです。最近の原子力開発疑惑で西側諸国、特にイスラエルとアメリカの武力攻撃があるカモ?とウワサされていることを。外では「イランはコワイところで、テロリストの国だ」と思われているのを、みんな気にしているのです。でも、ここで接したイラン人の100%がみんな優しく、親切で思いやりがあり、陽気で楽しい人々でした。政府の失点を国民みんなでなんとか挽回したいと努力している、のではないか?と思えてきます。フェリーはそのハラを開けて、イラン側からの列車を待っています。イラン側からの乗客と荷物貨車を積むのでしょう。一部の若者たちは船のそばのカフェで音楽をならして遊んでいたりしています。熱いトルコ・コーヒーがあるので、パートナーが飲みたいと言うので、買いに行きました。4時すぎに、ついに、イラン側の列車が来ました。ワンに夜の9時に到着して以来、ナント、7時間の待合でした。それもなんの確かな情報も無く、アテも無く、港湾に放置されていたのです。ひと晩まるまる難民状態そのものでした。

4時すぎに、ついに、イラン側の列車が来ました。<br /><br />ワンに夜の9時に到着して以来、ナント、7時間の待合でした。<br />それもなんの確かな情報も無く、アテも無く、港湾に放置されていたのです。<br />ひと晩まるまる難民状態そのものでした。<br />

ヤレヤレ、やっと乗れるワイ、と安心するのはマダ早すぎた!イラン側寝台列車のコンパートメントの割りふりが始まったのです。エッ!?アンカラで乗車するときに決まっていたコンパートメント番号の延長でエエでないか?と思うのだが、トルコ側で起こったことは全部チャラにして、これからはイラン方式でヤル、らしい。その席番号を決めるやり方が、また、ヒドイのです。
早いモン勝ちなのです。ですから、待合室のカウンターにワレモワレモと殺到するのです。席順を書いたシールをチケットに貼るスタッフは、彼らなりのルールがあるようで、良くわからんが、一人モンばかり先、夫婦モンやグループモンは後回し、にしているようなのです。ワレ先に窓口に殺到して人より早く権利を得るレースには、ワタクシ、昔のアラブ世界でよくやっていましたので、結構得意なんです。押しのけて、スタッフにチケットを手渡してしまえば、コッチのモンなのですから。でも、さすが、イラン人はみんなこんな事にはハシコイんです。最後のほうになってしまい、席が無くなってしまうのでは?と心配しましたが、ようやく隣同士の席を確保。どうも1人モンと家族モンの区別をつけて席割りをしていたようで、家族モンのワリフリはあとでなされた。ようです。イラン側からの列車からは乗客が降りてきて、フェリーに乗り込んでいきました。貨物列車も2両、フェリーのハラん中に入っています。こんな混乱の最中でも列車から降りてきた人々の中には変わった日本人が居て、ワレワレの姿を見て「エーッ!こんなところに日本人が~!!」とお互いビックリ。彼らはワレワレが一夜を過ごした港湾施設に入りトルコ側からの列車を待ちます。ワレワレはイラン側から来た列車にいつ乗れるのか?期待でウズウズしながら列車の近くでウロウロします。この列車に乗り込むのが、また、ひと苦労なのです。特に背の低いパートナーなんかは列車のデッキが高くて、鉄階段も狭くて、力も弱いので、上から引っ張りあげて+下から押し上げて、やっと乗れたのでした。本来ならば、時刻表どおりならば、もうテヘランの近くまで来ているハズだったのですが、、、「事実は小説より奇なり」です。「イラン人とともにしたアリヤン難民事件」の顛末でした。

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