「 戦跡観光 」 一覧
任文桓『日本帝国と大韓民国に仕えた官僚の回想』を読んで
2015/07/20 | 戦跡観光
まず、親日派排斥の韓国のイメージが日本で蔓延しているが、本書を読む限り、建前としての親日派排除はなくならないものの、現実には人材登用はきちんとなされてきていたのではという感想をもった。 著者の家
中国の環境問題、日米中問題(公研2015年7月号)と沖縄・朝鮮
2015/07/16 | 戦跡観光
雑誌『公研』に「爆食」中国と世界の食料問題と題する、村田興文氏と柯隆氏による対話記事が掲載されていた。公研は電力会社がスポンサーの雑誌だが、原子力汚染問題に跳ね返る可能性のある記事であるから、この記事
保阪正康氏の講演録と西浦進氏の著作物等を読んで
2015/07/05 | 戦跡観光
日中韓の観光政策研究を進める上で、現在問題になっている「歴史認識」問題を調べざるを得ない。従って、戦前の関連する日本の政策研究を進めているが、タイミング良く2015年7月の学士会会報913号に、保阪正
イサベラバードを通して日韓関係を考える
2015/07/03 | 戦跡観光
日本韓国・北朝鮮の間の観光を考えるには、両国間の歴史認識をめぐるギャップについて理解をしておかなければならない。徳川時代を悪く評価する「薩長史観」が主流の時代には、日本の自然をほめたたえたイサベラバー
世界遺産を巡る日韓問題(軍艦島)
2015/06/30 | 戦跡観光
観光資源評価は頭の中の出来事である。ネルソン・マンデラが政治犯として収容されていたロベン島はその物語がなければ何の変哲もない離島である。世界遺産登録にICOMOSははじめ否定的であったが、ダークツーリ